1956 Series (4) Ing4部作の中で私がもっとも気に入っているのがこの『リラクシン』です。世評的には「ヴァレンタイン」の魅力一発で『クッキン』の方に人気が集まっているようですが、個人的にはこちらを強く推しています。一頃は「最初...
Entries from May 2006
Miles Davis: Relaxin’ (Prestige)
May 26th, 2006 · No Comments
Tags: Coltrane, John · Davis, Miles · trumpet
Miles Davis: Cookin’ (Prestige)
May 26th, 2006 · No Comments
1956 Series (3) マイルスの「マラソン・セッション」という言葉があります。これはマイルス・デイビスがプレスティッジ・レーベルに1956年5月11日と10月26日にそれぞれ14曲と12曲吹き込んだレコーディング・セッションを指します。一日で10数曲の録音な...
Tags: Coltrane, John · Davis, Miles · trumpet
Sonny Rollins: Saxophone Colossus (Prestige)
May 26th, 2006 · No Comments
1956 Series (2) すべてのジャズアルバムの中でもっとも有名な一枚で、ほとんどのジャズ入門書や解説書でも、必携中の必携としてこの一枚を取り上げています。さらに、レコード店などでもジャズキャンペーンをやるときこの一枚を筆頭に...
Tags: Flanagan, Tommy · Rollins, Sonny · tenor sax
Charles Mingus: Pithecanthropus Erectus (Atlantic)
May 26th, 2006 · No Comments
1956 Series (1) 1956年は「モダンジャズの当たり年」といわれていますが、これは何よりもまず、次の4作品が誕生した年だからだと思います。それは、ミンガスのPithecanthorpus Electus (『直立猿人』)、ロリンズのSaxophone Colossus、 マイルスの『プレスティッジ・マラソンセッション...
Tags: bass · Mingus, Charles
Art Blakey: At Club Saint-German Vol. 2 (RCA)
May 26th, 2006 · No Comments
もう一つ60年代の気分を表すのが"Moanin'"という曲です。作曲はボビー・ティモンズ。ジャズ・メッセンジャーズのピアニストです。ブルーノートのアルバム『モーニン』が火付け役となり、62年の正月にジャズ・メッセンジャー...
Tags: Blakey, Art · drums
Sonny Clark: Cool Struttin’ (Blue Note)
May 26th, 2006 · No Comments
このアルバムと、次に紹介するアルバムは「時代の気分」を濃厚に現した伝説的な名曲が収められているものです。本アルバムではタイトル通り "Cool Struttin'"、もう一枚のアルバムの選択は少し変化球ですが "Moanin'" がその名曲にあたります。 東芝EMI...
Tags: Clark, Sonny · piano
Charlie Parker: Savoy Master Takes (Savoy)
May 25th, 2006 · No Comments
ジャズ史上最も重要なレコードの一枚です。'40年代初頭、ジャズ界ではのちに「ビ・バップ革命」と呼ばれる音楽上の革命が起きていました。その走りはチャーリー・クリスチャン(g)で、彼の弾くギターは斬新なコード感覚にあふ...
Tags: alto sax · Parker, Charlie
Art Pepper: Modern Art (Intro)
May 25th, 2006 · No Comments
世間の評判はいいのに、自分にはピンと来ない作品というのもいくつかあります。もっと若くて血気盛んな頃は「あんなの誉めるなんて、気が知れない」と言わずもがなを言い歩いてトラブルを引き起こしていましたが、最近...
Tags: alto sax · Pepper, Art
Clifford Brown: Clifford Brown & Max Roach (EmArcy)
May 25th, 2006 · No Comments
このアルバムもまた、タイトルの付け方がよくないのでアンダー・レイティッド気味だと思える一枚です。グループ名がClifford Brown & Max Roach Quintetで、アルバム・タイトルが Clifford Brown & Max Roach ですからね。そのままじゃないですか(笑)。これに比べると、同じエマーシ...
Tags: Brown, Clifford · Roach, Max · trumpet
Dizzy Gillespie: Modern Jazz Sextet (Verve)
May 25th, 2006 · No Comments
ルイ・アームストロング?ロイ・エルドリッジというジャズトランペットの王道を引き継いで、チャーリー・パーカーと一緒にバップを主導したのがディジー・ガレスピーですが、日本においてはパーカーと比べるとずいぶん人...
Tags: Gillespie, Dizzy · trumpet