このホコリだらけというより、「ホコリ叩いてみろテープごと無くなっちゃうから」というほど汚れたテープについては、以前日記ブログの記事で書きました。その際は概要について書いただけなので、今回はその内容についてA面B面2回に渡って紹介したいと思います。ここではA面について。
NHK-FM 特集サウンド・オブ・ポップス
This Is Jazz! 第2回 Swing Album?華麗なるキング・オブ・スイング ベニー・グッドマン
解説:本多俊夫
1979年
この頃はNHKもクラシックとそれ以外のポップスという枠組みだったようで、サウンド・オブ・ポップスという番組の特番でジャズが流れていたようです。
オープニング: St. Louis Blues March (ウェルナー・ミューラー楽団)
このシリーズでは各スタイルのアレンジや解釈を施された「セント・ルイス・ブルース」がオープニングで流され、この回は「スイング時代」がテーマだったのでこの曲でした。
1. Let's Dance! (ベニー・グッドマン楽団)
2. Don't Be That Way (ベニー・グッドマン楽団)
ストックホルムコンサートのもの。今聞くとあまりぱっとしませんが、当時は魅せられました。
3. Somebody Stole My Gal (ベニー・グッドマン楽団)
キャピトルに吹き込んだ演奏。この曲は吉本新喜劇のテーマ曲でもあるんですよね、あの「ホンワカホンワ?♪」ってやつ。
4. Star Dust (ベニー・グッドマン楽団) スイングスタイル
5. Star Dust (アーティー・ショウ楽団) バラードスタイル
6. Star Dust (北村英二によるアーティー・ショウのクラリネット・ソロの部分)
これは「スターダスト騒動」の前に聴いたものです。
7. Where or When (ペギー・リー+ベニー・グッドマン)
8. On the Sunny Side of the Street (ペギー・リー+ベニー・グッドマン)
『ペギー・リーの肖像」というアルバムに入っています。これは今聴いてもいい演奏。
9. Memories of You (ベニー・グッドマン+チャーリー・クリスチャン)
チャーリー・クリスチャンもここではじめて聴きました。
10. Weber Clarinet Concerto No. 2 (ベニー・グッドマン+シカゴ交響楽団)
出た!旦那芸。
11. Sing, Sing, Sing (ベニー・グッドマン楽団)
カーネギーホール40周年記念コンサート。ベニーは衰えていますが演奏全体はよい。
12. Good Bye (ベニー・グッドマン楽団)
冒頭のストックホルムコンサートから、クロージングシーム。
もしこのテープを録音していなかったら、今頃ジャズを聴いていることはないのではないかと思います。
下に参考CDを挙げておきます。
0 responses so far ↓
There are no comments yet...Kick things off by filling out the form below.
Leave a Comment