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	<title>jazz.fukao.info &#187; Gordon, Dexter</title>
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		<title>Dexter Gordon: &#039;Round Midnight (DVD)</title>
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		<pubDate>Sat, 06 Oct 2007 11:46:43 +0000</pubDate>
		<dc:creator>G坂</dc:creator>
				<category><![CDATA[Gordon, Dexter]]></category>
		<category><![CDATA[Hancock, Herbie]]></category>
		<category><![CDATA[Shorter, Wayne]]></category>
		<category><![CDATA[tenor sax]]></category>

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		<description><![CDATA[このブログは "WordPress" というプログラムを使っています。これはオープン･ソースでダウンロード自由、ただし自己責任でというプログラムなのですが、なかなか使い勝手がいいので "Movable Type" から乗り換えたわけです。乗り換えの理由の一つ、]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img src='http://jazz.fukao.info/img/roundmidvd.jpg' alt='Round Midnight Movie' /></p>
<p>このブログは "WordPress" というプログラムを使っています。これはオープン･ソースでダウンロード自由、ただし自己責任でというプログラムなのですが、なかなか使い勝手がいいので "Movable Type" から乗り換えたわけです。乗り換えの理由の一つ、というよりも決定的だったのが、管理画面で "Hello, Dolly" の歌詞が一節ずつ出てくるという仕様でした。正確には仕様というより、標準プラグインにこの "Hello, Dolly" が含まれていて、「ジャズ･ファンとしてここは乗り換えずにはおれまい」とばかりに乗り換えたわけです。今回、その "WordPress" が大幅にヴァージョン･アップして2.3になったのですが、そのプログラムのコード･ネームが "Dexter Gordon"！どう見てもジャズ･ファンが一枚も二枚も噛んでいるプログラムということが分かります。このブログも2.3にヴァージョンアップしたので、記念（というほど記念すべきことでもないですが）にデク主演の映画、『ラウンド･ミッドナイト』について書こうと思います。</p>
<p>映画『ラウンド･ミッドナイト』。ベルトラン・タベルニエ監督。ジャズ･ピアニストのバド･パウエルとフランス人フランシス･ボードラスとの交流を下敷きにした物語。ピアニストだと絵面にインパクトがないために、主人公はテナー奏者に変更。さらにテナー奏者つながりでレスター･ヤングのキャラクターを付け加えられた主人公デイル･ターナーを演じるのがデクスター･ゴードン。フランシス･ボードラス役はフランソワ・クリューゼ。音楽の総監督で自身もエディー役で出演しているのがハービー･ハンコック。</p>
<p>時代は50年代から60年代にかけて。舞台はパリ。ニューヨークからパリにやってきたジャズの巨人デイル･ターナーがクラブ･ブルーノートで演奏をしていると、土砂降りの雨の中、ずぶ濡れになりながら戸口のところで耳を傾けている男がいる。フランシスだ。イラストレーターだがほとんど仕事にありつけず、クラブに入るお金すらないのだ。何回目かのライブでふとしたことから二人は知り合いになる。しかし、ギャラを直接もらうことすら許されず、お客の置いていったお金を拝借しては勝手に飲んで酔いつぶれ何度も病院に担ぎ込まれるデイルを見てフランシスは決心する。「このテナーの巨人をうちに引き取り、マネージメントをやろう」と。フランシスの献身もあってデイルはギャラを直接受け取っても飲みつぶれるようなことはなくなり、順風満帆の未来が約束されているようだった。しかし、フランシスの田舎に共に帰ったデイルは、ニューヨークに戻ると言い出す。デイルと共にニューヨークへ行ったフランシスは、しかしデイルや他のミュージシャンの周りをうろつく麻薬の売人の姿を見て、「明日パリに帰ろう。空港に来てくれ」と言い残す。しかし当日空港にデイルの姿はなく、フランシスは一人パリに帰る。ある日フランシスのもとに電報が届く。それはデイルの死を告げるものであった。</p>
<p>このようなあらすじで、時代は当然ハードバップ全盛期です。にもかかわらず、ハービーの音楽は今の音楽なんです。途中でゲスト参加するショーターの "Rhythm-A-Ning" のアドリブ･ラインなんて50年代のハード･バップでは決して出てこないようなライン。仮に50年代の音楽の焼き直しだったとしたら、映画的には成功しても音楽的にはつまらない結果になっていたんじゃないかと思います。そして、いまやニュー･スタンダードの地位を確保した名曲 "Chan's Song"。特にニューヨークに戻って出演したクラブでの演奏はとてもよい。フルの演奏ではないんですが、デクのイントロからフレディー･ハバードのテーマにかけてフィーチャーされていてとても美しい。このテイクがサントラ盤にもブルーノート盤にも入っていないのはとても残念です。しかし、使われている1曲1曲が入念な作品であるため、音楽だけでも充分に楽しめる作りになっています。</p>
<p>音楽的な充実感と、聖林映画にはない芸術性の高さでとても素晴らしい映画に仕上がっています。ちなみにブルーノートでの演奏シーンで、最前列で聴いているトラの一人がジャッキー･テラソン。後にデビューしますが、このときは勉強がてらエキストラをやっていたのでしょう。</p>
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		<title>Dexter Gordon: Our Man in Paris (Blue Note)</title>
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		<pubDate>Sun, 26 Aug 2007 15:25:58 +0000</pubDate>
		<dc:creator>G坂</dc:creator>
				<category><![CDATA[Gordon, Dexter]]></category>
		<category><![CDATA[Powell, Bud]]></category>
		<category><![CDATA[tenor sax]]></category>

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		<description><![CDATA[イギリス人の老婆が名作と聞かされて『ハムレット』を見た後、感想を聞かれてこう言ったそうです：「何が名作なものかい！諺を引用してつなぎ合わせているだけじゃないか？」実際には、『ハムレット』が出典となって、]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img src='http://jazz.fukao.info/img/maninparis.jpg' alt='Our Man in Paris' class="jack" /></p>
<p>イギリス人の老婆が名作と聞かされて『ハムレット』を見た後、感想を聞かれてこう言ったそうです：「何が名作なものかい！諺を引用してつなぎ合わせているだけじゃないか？」実際には、『ハムレット』が出典となって、後に諺となったわけですが、面白いエピソードだと思います。デクスター・ゴードンを聞くと、同じように色々なフレーズが引用されていることに気づくわけですが、彼の場合はシェークスピアとは違って実際に引用しているわけです。あまり引用が多いので、テーマに戻ったとき、「ずいぶん長い引用だな、丸々1コーラス引用しているじゃん！」と思ったことすらあるほどです。まあ作り話ですけれどね・・・ <img src='http://jazz.fukao.info/wp-includes/images/smilies/icon_cool.gif' alt='8)' class='wp-smiley' /> しかし、デクの特徴はずばりこの引用フレーズとあまり細かいことは気にしない吹き方です。したがってデクファンの人は、引用フレーズが出るたびに「また出た！」といって喜ぶわけです。</p>
<p>このアルバムは1963年渡仏した折、すでにパリに居を構えていたバド・パウエルやケニー・クラークらとともに吹き込んだ演奏です。最初の予定ではケニー・ドリューが参加するはずでしたが、急遽バド・パウエルが参加したものの、バドの精神状態のせいで新曲を演奏できず、手馴れたスタンダードとバップ曲を演奏することにしたそうです。</p>
<p>1曲目 "Scrapple from the Apple" は "Honeysuckle Rose" のコードを使ったパーカーの曲。非常に勢いがあり、デクは競馬のファンファーレやブルースでよく用いられるリフ、さらに4バースでは「52丁目のテーマ」の一節を自在に引用しながら目くるめくアドリブを展開します。</p>
<p>2曲目の "Willow Weep for Me" はもともとがブルースっぽい進行を持っている曲ですが、けだるい感じでぶっきらぼうな演奏をします。テーマの吹き方からして独特です。フレーズ終わりの全音符や2分音符は単調さを避けて吹くものですが、ここでのデクは「ブッブー」とワンパターンに吹きます。しかしこれがデク独特の雰囲気をもたらして、結局やったもん勝ちのようなところで圧倒的に演奏が成立しているわけです。アドリブに入ると「オールマン・リバー」などを引用しながらレイドバックしてくつろいだソロを展開します。</p>
<p>3曲目の "Broadway" はベイシーのところでやったレスターの演奏が有名ですが、デクも出発点はレスターでした。アドリブに入るといきなり単音の繰り返しというロリンズ流の入り方をします。盛り上がってくるとオルタネート・フィンガリングを使ってみたりベンドさせてみたり、ハーモニックス（フラジオ）を出したりと、サックス奏法のショーケースのよう。このアルバムのハイライトと言ってもいいでしょう。エンディングのバドがカウント・ベイシー・スタイルのなのも楽しい。</p>
<p>4曲目 "Stairway to the Stars" はデク流バラード解釈の典型で、"Willow Weep for Me" と同様、伸ばすべき音を「ブッブー」とぶつ切りにしています。彼のバラードは甘さを排除して、決してムード・テナーに陥らないものです。</p>
<p>5曲目のバップ・チューン "Night in Tunisia" では「サマータイム」のフレーズや中東風のフレーズを出したり、パーカッシブトーンを使ったりと、やはり乗りに乗っています。バドのピアノソロ、ケニー・クラークのドラムソロもよい。</p>
<p>ケニー・クラークというドラマーは手数というかおかずが多くて、時にうるさく感じられるのですが、ここではデクがわざと単調でぶっきらぼうな吹き方をしているので、それを上手く補って相性がよく聞こえます。バドは中ぐらいのコンディション。ただコンピングだけでもバドだと分からせる個性はさすがです。ベースはフランスの名手ピエール・ミシュロ。この人は映画『ラウンド・ミッドナイト』でもデクと共演しています。</p>
<p>このアルバムは曲の親しみやすさ、メンバーのよさ、デクスターの個性が全開と非常によく出来た作品です。下のCDにはレコード時代にはなかった2曲が追加されているようです。最後の "Like Someone in Love" はバドのトリオ演奏かもしれません。</p>
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