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	<title>jazz.fukao.info &#187; Condon, Eddie</title>
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	<description>&#34;Louis Armstrong, Charlie Parker.&#34; (Miles Davis summarizing the history of jazz)</description>
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		<title>Eddie Condon: Chicago Style (Living Era)</title>
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		<pubDate>Tue, 24 Jul 2007 13:26:11 +0000</pubDate>
		<dc:creator>G坂</dc:creator>
				<category><![CDATA[Condon, Eddie]]></category>
		<category><![CDATA[guitar]]></category>

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			<content:encoded><![CDATA[<p><img src='http://jazz.fukao.info/img/51p46wyzgwl__aa240_.jpg' class="jack" alt='chicago style' /></p>
<p>私の場合ジャズコレクションは様々なガイド書で｢名盤｣と太鼓判を押されたものをとりあえず買い求めて聴き、その結果興味を抱いたアーティストたちを掘り下げていく感じで進めているのですが、それとは別系統の大きな骨格があります。「シカゴ・ジャズ」といわれる古い人たちの録音です。もう一つ｢スター・ダスト｣の系譜というのがありますが、それはまたいずれ書きましょう。</p>
<p>そのまんま東の別れた女房で、東国原英夫宮崎県知事の元夫人(って同じことですが)のかとうかずこさんが『なんとなくクリスタル』で一躍脚光を浴びた80年代に、彼女はグリコの『カフェゼリー』という今でも売られている息の長い商品のCMに出ていました。そのCMのBGMで流れていたジャズがとてもよい。ベニー・グッドマンのように流麗なクラリネットではなく、スイング以前のもっと古い感じ。かといってニューオリンズジャズのような玄人っぽさもなく、いったいどういう人のどういう曲かと思ってグリコに電話してみると、「調べてみます。分かったらテープに録って送りましょう」と色よい返事。ところが待てど暮らせど連絡なし、当然テープなど送ってこない。今ならばネットでササッと検索したり、メールで「どうなっていますか？」と尋ねられますが、当時は電話なので気が重いわけです。仕方無しに色々文献を当たってみると、これはシカゴ・ジャズというジャズの一スタイルではないかとおぼろげながら分かってきました。</p>
<p>このスタイルはシカゴのオースチン・ハイスクールの白人高校生や仲間が始めたジャズで、黒人ジャズを見よう見まねで真似たもの。しかししょせん素人に毛の生えたような連中なので、上手いわけでもなければ特別クリエイティブなわけでもない。しかし、ここにいた連中がつまり、エディー・コンドンであり、マグシー・スパニアであり、バド・フリーマンであり、ジーン・クルーパーであり、メズ・メズロウであったのです。後のスイング時代の大物たちです。つまり、シカゴ・ジャズとは大物ミュージシャンが若い頃の未熟なスタイルが独特のテイストをかもし出した、一種のヘタウマジャズだったわけです。そして、このスタイルを余すところなく収めているアルバムはCBSソニーの『シカゴスタイル』ということまでは突き止めました。</p>
<p>ところがこのLPといったら、廃盤になって久しくどこへ行っても見当たらない。また絶対このレコードに入っているという自信もない。おまけに曲がなんだか分からない。ないない尽くしなので手に入るアルバムを片っ端から当たってみることにしました。ところがどれも違う。RCAヴィクター系の音源や、「シカゴスタイル」とは一線を画すレッド・ニコルズやビックス・バイダーベックなどもその過程で買い集めて行きます。すると今度は、ピー・ウィー・ラッセルというこれまた独自のスタイルとヴァイブレーションを持ったミュージシャンに当たったりして、これはこれでコレクションを広げていくわけです。そうした過程で色々消去していった結果、「"あの曲"はフランク・ティシュメーカーのクラリネットでシカゴ派が録音した "I've Found a New Baby" に間違いない。まだ聴いてないけれどそうに違いない」と結論が出ました。ずいぶん無謀な結論ですが、1)シカゴスタイルで、2)メズ・メズロウでもピー・ウィー・ラッセルでもなく、3)マイナーキーの曲で、4)それでも人を感動させられる力を持った演奏にもかかわらず、5)これまでまだ聴いていない、という要件を満たすのは、もはやこの曲、この演奏以外にないと結論したわけです。</p>
<p>こうなると、後は「果報は寝て待て」。特にじたばたしたり無理に高い廃盤を買わずに待っているうちに、インターネットが普及し、いまはAmazonに吸収されたような格好の"CD NOW"が生まれ、そこで見つけたのがこのCDです。当然ながら "I've Found a New Baby" も収録されています。カードを使って購入し、家に届いたので聴きました。ビンゴでした！CMをはじめて観てから20年後のことでした。</p>
<p>モノが簡単に手に入らなかった時代の話かもしれません。</p>
<p>このセッションのメンバーはマグシー・スパニア(tp)、フランク・ティシュメーカー(cl)、メズ・メズロウ(ts)、ジョー・サリバン(p)、エディー・コンドン(g)、ジミー・ラニガン(b)、そしてジーン・クルーパ(ds)です。クラリネットのフランク・ティシュメーカーはいわゆる夭折の天才で、このCDに収められている数曲しかレコーディングが残っていません。しかし、なんというエモーショナルな演奏なのでしょう。パーカーを聴き、マイルス、コルトレーンを聴いてきた耳でも十分に感動させられます。心がこもっているんですね。</p>
<p>ライナーノーツでVic Bellerbyという人がシカゴジャズをこのように定義しています。</p>
<blockquote><p>かつて｢シカゴスタイルなんて本当に存在していたか？｣という疑問を抱いた批評家がいたが、彼の推論に従うことはなかなか出来ない。</p>
<p>それはかつてあったし、今もあるスタイルで、20年代半ばのシカゴの白人ミュージシャンの一団によって開発されたソロと集団演奏の独自のスタイルである。これはニューオリンズの豊かな色彩を持ったアンサンブル中心の過剰なスタイルとは対照的であり、かといってビックス・バイダーベックやフランキー・トランバウワー、エディー・ラングといった彼らとは一線を画す、よりクラシカルな｢白人｣ジャズの語法とも似ていない。</p>
<p>シカゴスタイルとは本質的に、張りつめていて力強く、そしてある意味で20年代のシカゴの非道徳的な状況を反映した神経症的な影響を感じさせるスタイルである。</p></blockquote>
<p>20年代のシカゴとはつまり、"Roaring Twenties" (狂乱の20年代)のことであり、それは禁酒法とカポネ率いるギャングに彩られた世界という意味です。このCDでは15曲目 "Home Cooking" あたりまでが本当の意味でのシカゴジャズ(狂乱の20年代から大恐慌まで)で、それ以降はみなテクニックが上達し、かえって普通のスイングジャズになってしまっているところが面白いといえます。</p>
<p>リーダーのエディー・コンドンですが、この人はギタリストというよりも、ジャズのフィクサーみたいな人で、この人のハッタリのおかげでシカゴジャズが記録として残ったわけですが、自身のギターの腕はいまいちでそれでも全体の邪魔になっていないことだけは確かです <img src='http://jazz.fukao.info/wp-includes/images/smilies/icon_razz.gif' alt=':-P' class='wp-smiley' />  このCDは再発物で、コロンビア系ではなく再発専門のイギリスのメーカーLiving EraがCD化したもの。下のAmazonでは "I've Found a New Baby" 他のサンプルも聴けます。</p>
<p><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=fukao-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;asins=B000001HJE&#038;fc1=000000&#038;IS2=1&#038;lt1=_blank&#038;lc1=0000FF&#038;bc1=000000&#038;bg1=FFFFFF&#038;f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe></p>
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